白神山地と人

白神山地 ブナの落ち葉

約8000年前には既にブナ林が形成されていました。周辺に人が定住するようになっても、険しい地形のため耕作されずに広大な山地が近代まで残りました。

江戸時代には、伐採したブナを川に流し、出荷していた木こりがいたことが記録に残っています。
しかし、ブナという木にあまり使い道がなかったことが幸いし、大規模な開発が入ることはありませんでした。
この時代には既にマタギがここで猟を行っていたと考えられるが、いつ頃からいたのかについてははっきりしていません。

人が守り育てた森

白神山地と人

白神山地は手付かずの自然ではなく、人が生活のために守り育ててきた森です。
マタギは山中で動物を追い山菜を採り、炭焼き小屋からは煙がたち、川ではイワナやマスを獲る、山を生業の場とする人がたくさんいました。
白神山地は山里の人々と関りあいながら守られてきた森であり、その中で人々は独特の精神文化や伝統文化を育んできたのです。

現在はエリア内への入山は規制されていますが、周辺地域でトレッキングやエコツーリズムといった活動を通して、白神ブナ文化を体験することができます。
白神山地周辺の体験施設は白神山地を体験するページをご覧ください。